12月の音を楽しむ会は、ソプラノ 西田真以さんとピアノ 松村優吾さんによる演奏会を行ないました。今回はW.A.モーツァルト作曲の楽曲を披露していただきました。
KV.165 モテット「踊れ、喜べ、幸なる魂よ」全三楽章。松村さんの音色と西田さんの歌声がかろやかに響き合っていて心地よく感じられました。
オペラ「フィガロの結婚」より伯爵夫人、ケルビーノ、スザンナ三役のアリアを披露。西田さんはこの三役を人生における過去、現在、未来としてこの喜劇を表現されていました。各々の人物が叙情的に歌われていて物語に引き込まれるようでした。
アンコールは12月クリスマスにちなんで「きよしこの夜」、日本とイタリアの歌詞を織り交ぜたメロディーが印象的でした。
西田さんと松村さんが織り成すモーツァルトの音楽世界を堪能できた音を楽しむ会となりました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
来年もどうぞお楽しみに!