青木悠太朗さんは大黒屋 第10回現代アート公募展にて大賞を受賞、
大黒屋では初の個展の開催となります。
青木さんの作品は一見細い木のフレームを組み合わせたように見えますが、
すべて木の塊から削り、掘り出されたものです。
大きな量塊の木を長い時間かけて削った作品により、大黒屋サロンは空気の通う
軽やかさと、内包する空間の重さを兼ね揃えた迫力ある場になりました。
「もの」そのものではなくその中や周りにある空間を感じさせたいと青木さんがいう
作品をアーティストの菅木志雄は「有なるものと無なるものを同時にとらえる状況」を
感じる「輪郭彫刻」と表現しています。
作る前に紙の輪を組み合わせた模型を作るという青木さん。時に空間を包み、渡し、分断し、絡め取る輪が、角度を変えてると見えてくるかもしれません。
作品は屋外の壁にも1つございます。お見逃しのないように…
展示は10月30日まで。10月18日 20:00から青木悠太朗さんのアーティストトークが
ございます。ぜひお運びください。
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