本日から大黒屋サロンにて川野恭和展が始まりました。
川野恭和は鹿児島に窯をかまえ、仄かな青みをたたえた青白磁の作品と深い青色の瑠璃釉の作品を制作しています。
「普段の暮らしの中で使って楽しいものを」と制作された作品は皿などの和食器、マグカップなど洋食器、醤油差しや箸置きなど食卓を囲むさまざまな器がそろっています。
鎬(しのぎ)・面取・彫文や染付による絵付けなど伝統的な装飾技術を組み合わせ、釉薬の厚みを変化させて微妙な色合いを引き出しています。その肌合いをじっくり楽しむことのできる大型の花器なども展示しています。
大黒屋の庭園喫茶水琴亭では長きにわたって川野さんの作品でコーヒーを提供しています。実際にカップを持つと人の手に合うように1つ1つ作られたカップは持ちやすく、ほどよい大きさ、厚みであることを実感していただけると思います。
作品展は2月27日まで、川野恭和さんは2日まで滞在されています。
ぜひお運びください。