2018年3月27日火曜日
第180回 音を楽しむ会
3月の音を楽しむ会は藤舎呂英さんと藤舎呂近さん、吉澤延隆さん、花柳美輝風さんによる演奏会が行われました。大黒屋初お披露目の演目も披露してくださいました。
藤舎呂英さんは「一流のプレーヤーが揃いましたので質のいいものをお客様へお伝えしたいと思います。また新しい邦楽の要素を表現できれば」と話してくださいました。伝統と革新を常に表現しようとする藤舎さんの真摯な姿勢が現れた言葉でした。
1曲目「さくら変奏曲」、花柳美輝風さんが吉澤延隆さんの箏の軽やかな音色に合わせて艶やかに舞います。
2曲目「雨」は栃木県出身の筝曲家が作曲した曲です。宇都宮出身の吉澤さんが栃木県に縁のある曲をと独奏で披露しました。藤舎さん曰く「雨」の中に「風」を感じる1曲。
3曲目「鳥のように」。流麗な箏の演奏と藤舎さんの力強い鼓の音が融合した1曲です。吉澤さん曰く湖面で休んでいる白鳥が一気に飛び立つ映像や猛禽類の鷹や鷲が空に円を描いて飛んでいるイメージが浮かぶ曲だそうです。
藤舎呂英さんのご子息呂近さんが大鼓として加わります。
4曲目「花」は本来箏の独奏曲ですが箏と鼓と舞踊を織り交ぜた大黒屋特別版での演奏です。鼓のチリカラ拍子に箏の音が鳴り響く中、花柳さんが一瞬一瞬名画のように輝く舞踊で会場を魅了しました。
大黒屋でしか見ることのできない邦楽の魅力を存分に堪能することができた演奏会でした。
次回の音を楽しむ会は4月26日(木) フルート森川道代さんです。
どうぞお楽しみに!
2018年3月25日日曜日
芽吹きの初春 お散歩はいかがですか
日差しが暖かさをまし、清らかな風の中に初春の喜びが感じられるこの季節。
山里でしか味わうことのない山野草の芽吹きをたずねてお散歩にでかけませんか?
大黒屋周辺のおすすめのお散歩コースを見所とともに紹介しております。
「山谷の花々と緑の散歩コース」では1時間弱のコースでこの時期山野草の見所が
たっぷり。出発直後の玄関先では、カタクリがかわいらしい芽を出し始めました。
開花は4月の1週目くらいです。
大黒橋の下、湯川のほとりではつい先日から水芭蕉が咲き始めました。
板室の初春を本格的に感じさせてくれる白い大きな花が群生している様子が伺えます。
菅木志雄の作品「放光」の梅の蕾もかなり膨らんで来ました。
梅の香ただよう赤い花が咲くのは4月上旬ごろ、想像するとワクワクしますね。
那珂川の河原に降りればふきのとう、オオイヌノフグリの黄色と青の花が春一番の
賑わいを見せています。
河畔の桜並木はまだ春の準備中です。4月の下旬の開花まで、少しずつ蕾が大きく
なっていくでしょう。
もうすぐ4月、二十四節気では「清明」の暦になります。
「清明」とは「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」とされ、
「清浄明潔」の略とも言われます。まさに清浄な空気の中、すべての清明の生き生きとした息吹が感じられます。ぜひ、お出かけくださいませ。
山里でしか味わうことのない山野草の芽吹きをたずねてお散歩にでかけませんか?
大黒屋周辺のおすすめのお散歩コースを見所とともに紹介しております。
「山谷の花々と緑の散歩コース」では1時間弱のコースでこの時期山野草の見所が
たっぷり。出発直後の玄関先では、カタクリがかわいらしい芽を出し始めました。
開花は4月の1週目くらいです。
大黒橋の下、湯川のほとりではつい先日から水芭蕉が咲き始めました。
板室の初春を本格的に感じさせてくれる白い大きな花が群生している様子が伺えます。
菅木志雄の作品「放光」の梅の蕾もかなり膨らんで来ました。
梅の香ただよう赤い花が咲くのは4月上旬ごろ、想像するとワクワクしますね。
那珂川の河原に降りればふきのとう、オオイヌノフグリの黄色と青の花が春一番の
賑わいを見せています。
河畔の桜並木はまだ春の準備中です。4月の下旬の開花まで、少しずつ蕾が大きく
なっていくでしょう。
もうすぐ4月、二十四節気では「清明」の暦になります。
「清明」とは「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」とされ、
「清浄明潔」の略とも言われます。まさに清浄な空気の中、すべての清明の生き生きとした息吹が感じられます。ぜひ、お出かけくださいませ。
2018年3月19日月曜日
第13回大黒屋現代アート公募展 授賞式
昨日、現在開催されております第13回大黒屋現代アート公募展の授賞式が行われました。
入選者の方、また歴代大賞受賞者の方や作家の方々、ご家族のみなさま、記者のかたなど
多数の方にご列席をいただきました。
第13回大賞受賞者は矢野洋輔さん。本公募展の大賞受賞作品「花の椅子」のコンセプトと、大賞受賞への驚きの言葉をいただきました。
入選者の方々全員にも賞状が授与されました。
大黒屋代表取締役室井俊二よりは才能を認められたアーティストたちへの期待を込めた激励と、今後のアーティストの支援方針を含めた祝辞。
審査員のみなさまからはアーティストとして今後の海外も含めたアートシーンにおける絵画・彫刻の力や「ポストメディウム」の時代における各々の作品につかわれる素材へのこだわりをもつことなど新進作家への将来の期待を込めたお言葉をいただきました。
授賞式の後は審査員の方々、また入選者や歴代大賞受賞者のみなさまとの間で作品の資料をかわしながら熱心な議論が取り交わされました。
第13回大賞受賞者の矢野洋輔さんの個展は2019年10月を予定しております。
どうぞご期待ください。
公式Facebookでは入選者みなさま1人1人の写真もアップしております。
大黒屋公式Facebook
入選者の方、また歴代大賞受賞者の方や作家の方々、ご家族のみなさま、記者のかたなど
多数の方にご列席をいただきました。
第13回大賞受賞者は矢野洋輔さん。本公募展の大賞受賞作品「花の椅子」のコンセプトと、大賞受賞への驚きの言葉をいただきました。
入選者の方々全員にも賞状が授与されました。
大黒屋代表取締役室井俊二よりは才能を認められたアーティストたちへの期待を込めた激励と、今後のアーティストの支援方針を含めた祝辞。
審査員のみなさまからはアーティストとして今後の海外も含めたアートシーンにおける絵画・彫刻の力や「ポストメディウム」の時代における各々の作品につかわれる素材へのこだわりをもつことなど新進作家への将来の期待を込めたお言葉をいただきました。
小山登美夫ギャラリー代表 小山登美夫さん |
横浜市民ギャラリーあざみ野首席学芸員 天野太郎さん |
授賞式の後は審査員の方々、また入選者や歴代大賞受賞者のみなさまとの間で作品の資料をかわしながら熱心な議論が取り交わされました。
第13回大賞受賞者の矢野洋輔さんの個展は2019年10月を予定しております。
どうぞご期待ください。
公式Facebookでは入選者みなさま1人1人の写真もアップしております。
大黒屋公式Facebook
2018年3月1日木曜日
第13回大黒屋現代アート公募展
本日より、大黒屋サロンにて第13回大黒屋現代アート公募展が始まりました。
本年も400点を超える多数の応募の中から、審査員3名により大賞1名と入選14名が選出されています。
本年は大賞受賞の矢野洋輔さんによる木彫の作品、油彩やアクリル、また鍛金や鋳金、漆、陶など従来の美術と工芸のジャンルを横断するような作品も入選いたしました。
また、本年の作品は細かい木目や釉薬の表情、細かく伸ばされた金属や錆びた鉄を用いたもの、発泡スチロールを薬品で変化させたものなど素材のありようを見ていただく作品が多く、ぜひ会場にでじっくりご覧いただきたい展示になりました。
展示は3月30日まで。
若手作家の作品を是非見にいらしてください。
各作家の作品の写真は大黒屋公式Facebookにても掲載しています。
大黒屋公式Facebook
本年も400点を超える多数の応募の中から、審査員3名により大賞1名と入選14名が選出されています。
大賞 矢野洋輔「花の椅子」 |
本年は大賞受賞の矢野洋輔さんによる木彫の作品、油彩やアクリル、また鍛金や鋳金、漆、陶など従来の美術と工芸のジャンルを横断するような作品も入選いたしました。
また、本年の作品は細かい木目や釉薬の表情、細かく伸ばされた金属や錆びた鉄を用いたもの、発泡スチロールを薬品で変化させたものなど素材のありようを見ていただく作品が多く、ぜひ会場にでじっくりご覧いただきたい展示になりました。
展示は3月30日まで。
若手作家の作品を是非見にいらしてください。
各作家の作品の写真は大黒屋公式Facebookにても掲載しています。
大黒屋公式Facebook