2022年最後の音を楽しむ会はヴァイオリニストであり、多楽器演奏家でもある新村隆慶さんによる演奏会でした。
今回はヴァイオリンだけではなく、フィンランドの民族楽器であるカンテレ、トイピアノ、古楽器サルタリーなどを使い、自作のオリジナル曲と即興曲を15曲演奏して頂きました。
それぞれの楽器、楽曲の音色で様々な情景を想像させてくれる新村さんの演奏。
暗い森の中を駆け抜ける情景や野原や海辺で風を感じている情景など、沢山の情景を想像させてくれました。
演奏会の後半には、楽器の他に、鈴、水の音など複数の音をルーパーという機材を使い、組み合わせ、アンプで流すという特殊な演奏形態を披露して頂きました。
「ヴァイオリン」
「サルタリー」
「カンテレ」
「トイピアノ」
「アンプ」
ただ、楽器を演奏するだけではなく、音を組み合わせたり、身の回りにある音を使ったりと「音の実験」を見ているような、不思議な時間でした。
次回の音を楽しむ会は2023年1月26日、チェロ 黒川正三さんによる演奏会です。
どうぞお楽しみに!
※ 2022年12月の音を楽しむ会は「休演」です。