9月の音を楽しむ会はピアノ 菅野潤さんによる演奏会でした。
今回の演目は...
○ ヨハン・セバスティアン・バッハ〜コラール前奏曲「主イエス・キリスト、我御身を呼ぶ」BWV639〜○ ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト〜ピアノソナタ第12番ヘ長調 KV332〜I アレグロII アダージョIII アレグロ・アッサイ○ ルードヴィヒ・ファン・ベートーヴェン〜ピアノソナタ第31番変イ長調作品110〜I モデラート・カンタービレ・モルト・エスプレッシーヴォII アレグロ・モルトIII アダージョ・マ・ノン・トロッポフーガ、アレグロ・マ・ノン・トロッポ○ フランツ・リスト〜二つの伝説〜I 小鳥たちに説教するアッシジの聖フランチェスコII 波の上を歩むパオラの聖フランチェスコ
元旦の能登半島沖地震から始まった令和6年。世界中で起こる戦争や自然災害など、一日でも早く平和な世の中になってほしいという祈りを込めたプログラムを組んで頂きました。
フランツ・リス卜作曲「小鳥たちに説教するアッシジの聖フランチェスコ」「波の上を歩むパオラの聖フランチェスコ」では、それぞれのストーリーをピアノの音色で表現。小鳥のさえずりのように、細かく弾き出されるピアノの音色や、波の上を渡るように低音から高音へ流れる音色は、菅野さんの表現力の高さを物語ります。
アンコールではクロード・ドビュッシー作曲「亜麻色の髪の乙女」を演奏。それまでの曲とは異なり、落ち着いた雰囲気の曲調は今回の音を楽しむ会の閉会を名残惜しく感じさせます。
次回の音を楽しむ会は10月26日(土)、大黒屋オペラによる演奏会です。
どうぞお楽しみに!