2023年8月26日土曜日
第234回 音を楽しむ会
2023年8月3日木曜日
2023年8月 加藤委 展
板室温泉大黒屋では8月3日より大黒屋サロンにて「加藤委 展」を開催しております。
加藤さんは、岐阜県多治見市生まれ。多治見市陶磁器意匠研究所を終了し、小田井窯絵付師として勤務後に独立しその後、美術館、ギャラリーなど数多くの展覧会を開催しています。
鋭利で豪放な勢いをもちナイフで削り出したかのようなエッジの利いた造形に、透き通るような美しい釉薬が特徴的。加藤さんは磁土をちぎる、削る、切る等の即興的アプローチによる青白磁のダイナミックな作品で国内外の注目を集め、むき出しの磁土を焼成することで現れた荒々しい表情と、部分的に施された青白磁釉が独自のコントラストを作り出しています。
2023年6月30日金曜日
2023年7月 竹籠展
6月30日より大黒屋サロンにて竹籠展を開催いたします。
斎藤さんの審美眼で厳選された全国の無銘の竹籠や民具、江戸から昭和に活躍した名工達の竹籠、掛花、茶籠、花籃、盛籃、盆、火鉢、バック、など様々な竹工作品およそ100点展示致します。 この機会にぜひご高覧いただけましたら幸いです。
また、会期中のイベントとして、会期の最後の週末7/29(土)30(日)には本展覧会にあわせて、花道家の上野雄次さんによる花いけ、会期終了翌日の7/31(月)には作家の磯飛節子さんによる竹かご制作ワークショップを開催いたします。
【盛籠・花籠 制作体験3時間コース】 *要予約
講習代:8,000円 (材料代込み)
日時 :7月31日(月)12:30 – 15:30 (*参加人数により前後する可能性あり)
会場 :板室温泉大黒屋サロン
お申し込みはお電話、メール、SNSからも承ります。
ぜひご都合をつけてご来館ください。
2023年6月26日月曜日
第233回 音を楽しむ会
6月の音を楽しむ会は謡・舞 川口晃平さん、笛 熊本俊太郎さん、太鼓 姥浦理紗さんによる「能の五番立」を行いました。
〜能の五番立〜
神「高砂」
男「敦盛」(長良川薪能版)
女「羽衣」
狂「天鼓」
鬼「葵上」より祈リ
神「高砂」の早い調べと神々しい舞により、一気に能の世界へと引き込まれます。
演目の途中には、音に追われているかのように鬼気迫る演奏が特徴的な「早笛」も演奏していただきました。
「能は想像力でみるもの」と仰った川口さん。鬼「葵上」より祈リ では愛を失い、怒り、悲しむ六条御息所を、指先にまで気持ちが込められた優美な舞と目では想像しきれない空気感を笛と太鼓で表現して頂きました。
目や耳で見聞きするだけではなく、そこから頭の中で想像し、より一層面白さを深めていく、能の楽しみ方を知った音を楽しむ会となりました。
次回の音を楽しむ会は8月26日(土)、フルート 森川道代さんです。
どうぞお楽しみ!
※ 7月の音を楽しむ会は「休演」です。
2023年6月2日金曜日
2023年6月 谷 穹展
板室温泉大黒屋では6月2日より大黒屋サロンにて「谷穹 展」を開催しております。
谷さんは焼物の産地、日本六古窯のひとつの滋賀県信楽町生まれ。しかし大学では立体造形を学び陶芸とは無縁の生活でしたが 2001年頃から本格的に陶芸の世界に入り技術を磨き2003 年頃より古信楽について本格的に研究と実践をしながら作陶をされています。
谷さんの作品の特徴は、鎌倉から室町期にみられる古信楽がもつ独特のかせた土肌にあります。信楽焼は桃山時代の茶道の始まりとともに茶人に愛され、茶道具としても使用されてきました。また壺、甕、鉢、食器など現代の信楽焼につながっている側面がありますが、谷さんは信楽の壺は野趣的でなく、みやこに近い焼物であるのが本来の信楽だったのではないかとおっしゃっています。しかし昔の姿を模倣し写しつくるのではなく、現代の美意識に添いながらこれまでの方法論を見直しつつ実践していく作品には不思議と時間の重みも感じることができます。












