2023年1月26日木曜日

第229回 音を楽しむ会

2023年、最初の音を楽しむ会はチェロ 黒川正三さん、ピアノ 黒川文子さんによる演奏会でした。



今回の演目は...

              シューベルト:「アヴェマリア」
              シューベルト:「アルペジョーネソナタ」
              シューマン :「幻想小曲集」
              バーバー  :「アダージョ」



ピアノとチェロの流れるような音色が心地よい、シューベルト作曲「アヴェマリア」で開演しました。


シューマン作曲「幻想小曲集」では、チェロの多彩な演奏技巧に思わず体が前のめりになる程、聞き入りました。


会の最後には、バーバー作曲「アダージョ」を黒川さんアレンジで、アンコールには「アメイジング・グレイス」を演奏して頂きました。コロナや戦争、気候変動などの暗いニュースばかりで、下を向いてしまう日々。それでも、小さな希望を胸に前を向かなければならないのだと感じた演奏でした。


ピアノの清らかで美しい音色と、チェロの深みのある暖かい音色に包まれ、心地よい空間、時間を過ごすことができた、音を楽しむ会となりました。





次回の音を楽しむ会は2月26日、ヴァイオリン 青木高志さんによる演奏会です。

どうぞお楽しみに!



2023年1月13日金曜日

2023年1月 大黒屋コレクション展

 1月13日より大黒屋サロンにて「大黒屋コレクション展」を開催しております。

中村功「十二支」
  上野友幸「Sky Sculpture-04.Aug.2020 17:15 Berlin 」 
 菅木志雄 「現れる現在」
冨田美穂 「1620」
菅木志雄 「斜行に現れる」
手塚愛子 「復習のレッスン(金雲1)」
菅木志雄 「共場化」

大黒屋コレクションの中から菅木志雄、手塚愛子、上野友幸、冨田美穂、中村功、五月女哲平などの作品を展示しております。

会期 : 2023 年 1 月 13 日 (金) - 1 月 30 日 (月) 9:00 - 17:00

※展示は宿泊以外の方もご覧いただけます。






2022年12月17日土曜日

2022年12月 中村 功 展

 12月17日より大黒屋サロンにて「中村 功 展」を開催しております。


 中村功さんは徳島県那賀町拝宮という標高600m、四国の南東部を流れる那賀川の支流に沿った自然豊かな山間地で拝宮和紙の伝統を守りながら制作を続けております。
 和紙の原料となる楮から自身で育て、拝宮の地を流れる上質な水を使い、化学薬品や機械は一切使わず一枚一枚昔ながらの技法で作っていらっしゃいます。


 20196月に大黒屋で初めて個展を開催した以来、今回で2回目の展示となりますが、本展は中村さんが和紙に描く絵にスポットを当てた展示となります。中村さん本人も初めてとなる試みですが、毎年干支の絵を描いているその絵がなんともユニークだったので今回は特別に絵の展示として開催することになりました。



 年末年始の会期ということもあり様々な干支の様々な’表情’をお楽しみいただけたら幸いです。また伝統的な和紙の原紙や普段の生活にも使いやすい便箋、封筒、懐紙、一閑張の花器、敷板、ライトスタンドなども一部展示販売いたします。この機会にぜひお越しください。

 

会期 : 2022 年 12 月 17 日 (水) - 1 月 9 日 (日) 9:00 - 17:00           
※展示は宿泊以外の方もご覧いただけます。




2022年11月26日土曜日

第228回 音を楽しむ会

2022年最後の音を楽しむ会はヴァイオリニストであり、多楽器演奏家でもある新村隆慶さんによる演奏会でした。


今回はヴァイオリンだけではなく、フィンランドの民族楽器であるカンテレ、トイピアノ、古楽器サルタリーなどを使い、自作のオリジナル曲と即興曲を15曲演奏して頂きました。


それぞれの楽器、楽曲の音色で様々な情景を想像させてくれる新村さんの演奏。


暗い森の中を駆け抜ける情景や野原や海辺で風を感じている情景など、沢山の情景を想像させてくれました。


演奏会の後半には、楽器の他に、鈴、水の音など複数の音をルーパーという機材を使い、組み合わせ、アンプで流すという特殊な演奏形態を披露して頂きました。


「ヴァイオリン」

「サルタリー」

「カンテレ」

「トイピアノ」

「アンプ」


ただ、楽器を演奏するだけではなく、音を組み合わせたり、身の回りにある音を使ったりと「音の実験」を見ているような、不思議な時間でした。




次回の音を楽しむ会は2023年1月26日、チェロ 黒川正三さんによる演奏会です。

どうぞお楽しみに!

※ 2022年12月の音を楽しむ会は「休演」です。

2022年11月2日水曜日

2022年11月 小山厚子展

 11月2日より大黒屋サロンにて「小山厚子 展」を開催しております。


 岡山県、備前焼の中心地である伊部に工房を構え、父、小山末廣氏とともに作陶されています。六古窯の一つでもある歴史ある備前焼は、釉薬を一切使用せず、絵付けもしないというシンプルな焼き物。1200~1300度の高温で焼き、土の性質や、窯への詰め方、窯の温度の変化、焼成時の灰や炭などによって模様が生み出されます。備前焼は、高温で約2週間焼き締めるため「投げても割れない」と言われるほど堅く、すり鉢や、大きなカメ、壷が多く作られてきました。また、微細な気孔があり通気性に優れているため、切花が長持ちする花器としても知られています。 



 備前の女流作家としても多くのファンがいる小山さんの作品は、独特の轆轤使いによって歪んで見えるようでバランスの取れた、微笑ましくもあり渋い佇まいは唯一無二の存在感。他の作家には真似できない独自の作風を築き上げられています。 


 2019年以来3年ぶりとなる大黒屋での個展。本展では備前らしい、緋襷、カセ胡麻、窯変のきいた作品から、備前の土を使って作られる織部、灰釉、また近年制作されている磁器、ガラス釉の作品など200点弱、多様な仕事がご覧いただけます。渋い備前の花器や酒器は魯山人の作風を彷彿とさせるような作品に、カラフルでポップな動物の作品が共存する世界観をぜひご高覧ください。

 

会期 : 2022 年 11 月 2 日 (水) - 11 月 27 日 (日) 9:00 - 17:00
作家在廊日:11 月 2 日                 
※展示は宿泊以外の方もご覧いただけます。