2017年7月27日木曜日

第172回 音を楽しむ会

7月の音を楽しむ会は
ヴァイオリンの青木高志さん、ヴィオラの長谷川弥生さんです。



お二人は小学生からの幼馴染みで、今回は久しぶりの共演。
ヴァイオリンとヴィオラの二重奏が鳴り響きます。


ト短調とト長調の違いをモーツァルトの楽曲で弾き比べていただきました。
ト短調は悲しげに、ト長調は楽しげに。


レハールのオペレッタ「メリー・ウィドウ」を青木さんの朗読とともに演奏。
物語の世界に魅き込まれていきます。


お二人の温かい人柄が溢れた美しい旋律。
息のあった演奏で会場に一体感が生まれました。




次回の音を楽しむ会は8月26日(土)
ソプラノ 語りミュージカルの森田克子さんです。
お楽しみに!

2017年7月17日月曜日

夏の恵み 梅の収穫

7月に入りました先日、木庭「風の耕路」の梅の木に実った梅を収穫しました。



私たちは大黒屋を包む自然の恵みを逃しません。梅雨の雨で傷む前に収穫です。





春先に白い花をたくさんつけて目を楽しませてくれるサロン前の白梅の古木。
上から下まで葉の間に沢山の実が生ります。



今年の梅の実は1つぶ1つぶが大きく、収穫しごたえがあります。



1つ1つ丁寧に、上の方に実った実は棒でつついて落とします。



たくさんとった梅は梅干しにして、8月5日の盛夏の餅つきの際に赤い色も鮮やか、
爽やかな風味の「梅餅」にしてお出ししています。

日本人の心の味、梅はこれから暑くなる夏の楽しみです。

2017年7月5日水曜日

7月7日 七夕・乞巧奠 五節句の楽しみ

来る7月7日は七夕、日本5節句で乞巧奠(きこうでん)とも呼ばれます。



七夕は彦星と織姫が1年に1度会うという織姫・牽牛伝説で有名。
大黒屋でも7月1日からお庭に笹の葉を出してみなさまのお願い事を飾っています。



機を織る織姫にちなんだ糸車の横に短冊が。
空気がきれいな板室の上空は、晴れると満点の星空。願い事も星に届くかもしれません。



乞巧奠とは7月7日に織女に手芸上達を願う祭りでもあり、技芸の上達を祈るとご利益が
あるともされていました。里芋の葉の梅雨で墨をすると習字が上達するといい、
7枚の梶の葉に歌を書いてたむけたり古くは短冊の代わりにもなりました。




「梶の葉」=カジノキの葉をご存知ですか?こんな形をしています。
7日七夕の夕食の器に1つ、梶の葉が敷かれています。七夕の夜にお泊りの方、
探してみてください。


新暦の7月7日が現在の七夕ですが、大黒屋では旧暦の8月7日にも七夕をします。
8月1日からまた笹がお庭に飾られますので、どうぞお楽しみに。

深い自然に包まれた大黒屋では、日本古来の五節句二十四節気を大事にして
過ごしています。それぞれの節句にはさまざまな行事も。
人日(1月7月)は七草粥、端午(5月5日)は柏餅と菖蒲湯など…

四季折々、さまざまな楽しみをぜひ体験してください。

2017年7月1日土曜日

7月大黒屋掘り出し市

本日より、大黒屋サロンにて「大黒屋掘り出し市」を開催しております。



2012年の第1回に大変ご好評をいただきました堀りだし市、2回目の開催となる今回も
絵画、器、花器、アクセサリーや服飾雑貨などさまざまな品を出品しております。



金継ぎをほどこしたもの、大黒屋で昔つかっていた器など…。
どれもお値打ち価格で並んでいます、思わぬ掘り出し物に出会うかも。



ぜひ手にとってご覧ください。

7月に入り、もう少しで七夕。お願い事を下げる笹をお庭に出しました。



飾り、短冊は手作り…みなさまのお願い事が叶いますよう心をこめて
作っております。



7月、蛍も飛んでおりますこの時期に、どうぞお運びくださいませ。