5月21日より大黒屋サロンにて「伊藤文夫 展」が開催されております。
伊藤文夫さんは福島県須賀川市の山中で割竹式登り窯を構えて40年に渡り作陶されています。代表される自然釉という技法は陶器に釉薬をかけないで窯入れした後に5日間焚き続ける中で現れる土の表情が特徴的です。
自然にできて生まれたようなモノ作りを目指しているという伊藤さん、粗々しい土や細やかな土、様々な土に触れることでそれぞれに新しい自分の存在に気付くそうで、土と火と共に常に在り続けたとお話されていました。
今回で4年ぶり3回目となる大黒屋での個展、自然釉、粉引、南蛮、黒釉などの花器、壺、また普段使いの様々なうつわを展示いたします、予定より展覧会会期は短縮となりますが、この機会にぜひご高覧いただければ幸いです。
会期:2020年5月21日(木)− 5月30日(土) 9:00 - 17:00
会期中の休館日:27,28日
※展示は宿泊以外の方もご覧いただけます。