今回の音を楽しむ会はテノールの上原正敏さんとピアノの北村晶子さんの出演です。
テーマは「昭和」−幼き日の想ひ出 − です。
アイヌをテーマとした「イヨマンテの夜」から、歌劇「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」まで… 懐かしい曲の数々でした。
伴奏の北村さんは即興演奏を得意とし、昭和の曲の映画音楽のような写実的に迫る演奏を聞かせてくださいました。また、上原さんのアイデアで曲の最後にゴジラのテーマを挿入する場面もあり、多様な表現が楽しめました。
音楽は時間と空間を司る芸術だといいます。華やかな高音が美しいものから、力強いリズム、静かに時間を感じる曲まで様々でした。
心の中の懐かしき「昭和」を思い出し、あたたかい気持ちになれるステージでした。
次回の音を楽しむ会は4/26(水)、テノールの猪村浩之さん、ピアノの大坪由里さんです。お楽しみに!