以下作家による展示に向けて、
上野友幸
以下作家による展示に向けて、
上野友幸
9月の音を楽しむ会はボタンアコーディオン 伊藤浩子さん、津軽三味線 澤田春吟さんによる演奏会が行われました。
今回の演目は...
シャンソンメドレー
あいや節
雪が降る 〜パダン・パダン〜
美しき天然 〜サンジャンの私の恋人〜
リラの切符切り
あけぼの
ノスタル音頭
月の砂漠
桜の下でランデブー
もののけ姫
ゲゲゲの鬼太郎
ラ・クンパルシータ
ドンバン節 〜秋田音頭〜
滑らかで伸びやかさもありつつ、軽快なリズムも楽しめる、ボタンアコーディオン。
真面目でユーモア、ノスタルジーを踏まえて、世界に一つしかない音楽を目指しているお二人。
お二人のあべこべだからこそ作り出せる「和洋折衷の音楽性」を通して、新しい音楽の在り方、魅力を発見した音を楽しむ会となりました。
次回の音を楽しむ会は10月26日(木)、ヴァイオリン 新村隆慶さんです。
どうぞお楽しみに!
板室温泉大黒屋では9月1日より大黒屋サロンにて「光藤 佐 展」を開催しております。
光藤さんは、1962年兵庫県生まれ。京都府立陶工職業訓練校専攻科卒業、十代の頃から職人として窯業に携わった後、京都精華大学美術学部にて西洋における素描技法を中心に学びました。卒業後語学留学も含めヨーロッパを旅して帰国後、京都の料亭の専用窯場で職人として働きます。その後独立し陶芸家として活動を始め、2004年に現在の拠点となる兵庫県朝来市に工房と穴窯を築き、粉引、刷毛目、白磁、絵唐津、赤絵、黒釉、三島手、安南手、瑠璃釉、イッチン等、様々な手法で多様な器を制作されています。
懐石料理屋さんで働いた経験から、使いやすく盛り付けたときに美しい、‘食器’ つくりを主に、花器、酒器、茶器、そして陶芸家として独立後から長年続けている書と短歌を嗜み古今東西の器への好奇心から、その創作は多彩な広がりを続けています。
大黒屋では初めての個展となる本展では、お皿、鉢、飯碗、湯呑み、蕎麦猪口、汲み出し、片口、酒器など大小さまざまな日常のうつわと花器、茶碗などを展示いたしました。一部の作品を除いては、昔ながらの穴窯で制作されており1点1点違う表情のうつわが魅力です。
また、書と短歌を嗜む光藤さんならではの墨彩画の作品も8点展示いたします。この機会にご高覧いただけたら幸いです。