2022年6月26日日曜日

第223回 音を楽しむ会

6月の音を楽しむ会はピアノ 菅野 潤さんによる演奏会を行いました。


今回の演目は...

          ○ モーツァルト:ピアノソナタ へ長調 KV332

                  ・アレグロ

                  ・アダージョ

                  ・アレグロ アッサイ

          ○ ショパン:夜想曲 変ニ長調作品27-2

                 舟歌 嬰へ長調作品60

          ○ ラヴェル:なき王女のためのパヴァーヌ

          ○ ドビュッシー:前奏曲集第二巻より

                  ・ヒース野

                  ・オンディーヌ

                  ・花火

          ○ ショパン:別れのワルツ 


モーツァルトが創作欲を豊かに表現した「 ピアノソナタ へ長調 KV332 」で開演しました。

ショパン作曲「 舟歌 嬰へ長調作品60 」は、流れるような音色の中に、いくつもの音を感じられる、精緻で幻想的な1曲でした。

菅野さんの繊細かつ躍動感のある演奏に魅了された音を楽しむ会となりました。





次回の音を楽しむ会は7月26日、サウンドアーティスト 細井美裕さんによる演奏会です。

どうぞお楽しみに!

2022年5月26日木曜日

第222回 音を楽しむ会

 5月の音を楽しむ会はフルート 森川道代さん、野口みおさん、大澤明子さんのフルートトリオによる演奏会を行いました。


                 今回の演目は...

          ○ モーツァルト : 「フィガロの結婚」序曲

          ○ ジャック・カステレード : 笛吹きの休日

                     Ⅰ 笛吹きの牧歌

                     Ⅱ 笛吹きの楽しみ

                     Ⅲ 夢見る笛吹き

                     Ⅳ 軽快な笛吹き

          ○ ガブリエル・フォーレ : パヴァーヌ

          ○ 田中久美子 : 花言葉

                       Ⅰ マーガレット

                       Ⅱ コスモス 

                       Ⅲ ライラック

          ○ アベラルド・アルビージ : 小組曲第2番

                       Ⅰ 春の歌

                       Ⅱ 鐘

                       Ⅲ ヴェニスの舟歌

                       Ⅳ 泉(噴水)


軽快なリズムに心躍る、モーツァルト作曲「 フィガロの結婚 序曲 」で幕を開けました。

ジャック・カステレード作曲「笛吹きの休日」では、田園風景の中、3人で楽しく会話をしている様子が目に浮かぶ演奏でした。

曲間にはフルートの構造や歴史などを楽しく説明して頂きました。森川さん、野口さん、大澤さんの使用しているフルートは、順に「明治」「昭和」「大正」という長い歴史をもった楽器だそうで、説明後の演奏はより一層、時代に思いを馳せながら演奏を楽しむことができました。

アンコールには、閉演後のお食事をゆっくり召し上がって頂きたいと、ヴェルディー作曲「椿姫 乾杯の歌」を演奏して頂きました。3人の息のあった演奏に魅了された一曲でした。

森川さん、野口さん、大澤さんの優雅な音色に聞き入った音を楽しむ会となりました。





次回の音を楽しむ会は6月26日、ピアノ 菅野潤さんによる演奏会です。

どうぞお楽しみに!



2022年5月1日日曜日

2022年5月 冨田美穂展「牛の間」

 4月29日より大黒屋サロンにて、冨田美穂さんの個展「牛の間」を開催しております。


 冨田美穂は武蔵野美術大学版画コース在籍中、アルバイトで訪れた十勝の牧場で出会った「牛」に魅了され、それがキッカケとなりその後、牛をテーマにした木版画の制作を始めました。大学卒業後は北海道小清水町に移住し、酪農従事者として牛の仕事をしながら制作活動を続けています。 冨田が描く牛は自身が働く中で身近にいる牛が主で、その為作品のタイトルの多くには「904」「1177」「915」「1620」「388」など数字が振り分けられています。その数字は牛の個体識別番号の一部です。


 酪農をしながら牛を描く生活について、「学生の頃、北海道の酪農アルバイトで牛に出会ってから、かれこれ 20 年近く牛をテーマにした作品を作っています。今も酪農の仕事にパートタイムで携わりながら制作しています。実際に存在する牛たち一頭一頭の個性、体格、眼差し、家畜でありながらも同時に気高く美しい動物である彼らの姿を表現したいです。」と綴っています。


 これまで個展の多くは北海道内でしたが、偶然にも酪農が盛んな栃木県那須塩原市にて個展の開催となります。本展覧会では、木版画の作品が 15 点、アクリル、水彩画など 5 点、の全 20 点の作品を展示いたします。 冨田の木版画は彫刻刀で彫り、刷りをするところまですべて自身の手で仕上げています。牛に魅了され日頃から牛の近くで生活する冨田が描く牛、骨格、毛の一本一本、瞳の繊細な表情など、この機会にぜひご高覧いただけたら幸いです。 



会期 : 2022 年 4 月 29日 (金) - 5 月 30 日 (月) 9:00 - 17:00
作家在廊予定日 : 4 月29日、5月 1・30日
会期中の休館日:5 月 10・11・12 日
* 4月29日、5月13日のみ12時から開館いたします。






2022年4月26日火曜日

第221回 音を楽しむ会

 4月の音を楽しむ会はピアノ 橋本秀幸さんの演奏会を行いました。



                 今回の演目は...

                ・improvisation

                ・odoriko

                ・naoshima

                ・maru

                ・kagamino

                ・mure

                ・「home」メドレー

                ・earth          など...


橋本さんは、その場の雰囲気、空気感で演奏をします。

「home」メドレーは瀬戸内海に浮かぶ小さな島の空気感を表現しています。曲間のMCで「言葉のない音楽だからこそ自由に感じとってほしい」と仰られた橋本さん。日常の小さな喜びや悲しみに目を向けたくなる素敵な音色でした。

橋本さんの柔らかく、優しい音色に魅了された音を楽しむ会となりました。




次回の音を楽しむ会は5月26日(木)、フルート 森川道代さんによる演奏会です。

どうぞお楽しみに!


2022年4月1日金曜日

2022年4月 手塚愛子展「泉で手を洗う」

 4月1日より大黒屋サロンにて、手塚愛子さんの個展「泉で手を洗う」を開催しております。


 手塚さんは学生時代から絵画を探求するなかで織物に着目し、織物の解体と再構築という一貫した独自手法の作品が 国際的に高い評価を受けています。2010 年からはロンドン、その後ベルリンを拠 点に活動し、長年海外で生活をするなかで自身が感じる日本と西欧との相違や、美術・工芸、近代・現代、過去・現在の対比をコンセプトに据え、歴史上の造形物を引用した作品を手がけており、今年からは東京とベルリンの2拠点で制作をしています。


 本展のメインイメージでもある作品【泉で手を洗う -Wash hands in a fountain- について『この織物は、2015 年にオランダの織物博物館の工房で制作した織物で す。この時期の私の頭  
の中には「手を洗う」「汚染されたものを元に戻す」という イメージが繰り返し繰り返し現  

れました。何故なのかはわかりませんが、福島の原発事故の影響からかもしれません。そして 5 年後、コロナによって「手を洗う」ことが私たちにとって今までと違う意味を持った時、この織物の部分を切り取って新しい作品として制作し直しました。』と言っています。


 本展覧会は、美術館やギャラリーとは違う旅館ということもあり、これまで眠っ ていたアイディアや、過去の代表的な作品、レンブラントの《夜警》をモチーフ とした《華の闇(夜警)》や Dear Oblivion 1(貴婦人と一角獣)などの断片から 引用された作品、また手塚自身初めての試みとなる版画作品と、ベルリンの画家 松原勝彦とのコラボレーション作品など、普段見られない手塚の別の一面も垣間 見える展示となるでしょう。ベルリンと東京で制作した新作 35 点。この
機会に是非ご高覧いただけたら幸いです。 


会期 : 2022 年 4 月 1日 (金) - 4 月 26 日 (火) 9:00 - 17:00
作家在廊予定日 : 4 月 1日
会期中の休館日:4 月 12・13・14 日
* 4 月 1・15 日のみ12時から開館いたします。







2022年3月26日土曜日

第220回 音を楽しむ会

 3月の音を楽しむ会はクラヴィーコード 内田輝さんによる演奏会を行いました。

 

                     今回の演目は...

         0. 「前奏曲」:サックス

         1. 「 snow bird 」:クラヴィーコード

         2. 「 グレゴリオ聖歌 編曲 」:クラヴィーコード

         3. 「 レイニーアイランド 」:クラヴィーコード

         4. 「 グレゴリオ聖歌 編曲 」:クラヴィーコード

         5. 「 バッハ 平均律 プレリュード 」:クラヴィーコード

         6. 「 シルクロード 」:クラヴィーコード


会場の照明を全て落とし、3本の蝋燭の灯だけで始まりました。

後ろまで聞こえるか分からないくらいの音色で、一音一音と向き合うことのできるクラヴィーコード。

「 グレゴリオ聖歌 編曲 」では、清水寺の舞台に使用されていた木材が材料であるクラヴィーコードを使い、即興的に演奏して頂きました。西洋と東洋の融合により、清らかで澄んだ音色の中に、雅で華やかさを感じられた1曲でした。

強い雨音を忘れてしまうくらいの心地好い音色に聞き入った音を楽しむ会となりました。





次回の音を楽しむ会は4月26日(火)、ピアノ 橋本秀幸さんによる演奏会です。
どうぞお楽しみに!