2020年12月26日土曜日

第210回 音を楽しむ会

 12月の音を楽しむ会は、ソプラノ 西田真以さんとピアノ 松村優吾さんによる演奏会を行ないました。今回はW.A.モーツァルト作曲の楽曲を披露していただきました。

KV.165 モテット「踊れ、喜べ、幸なる魂よ」全三楽章。松村さんの音色と西田さんの歌声がかろやかに響き合っていて心地よく感じられました。

オペラ「フィガロの結婚」より伯爵夫人、ケルビーノ、スザンナ三役のアリアを披露。西田さんはこの三役を人生における過去、現在、未来としてこの喜劇を表現されていました。各々の人物が叙情的に歌われていて物語に引き込まれるようでした。

アンコールは12月クリスマスにちなんで「きよしこの夜」、日本とイタリアの歌詞を織り交ぜたメロディーが印象的でした。

西田さんと松村さんが織り成すモーツァルトの音楽世界を堪能できた音を楽しむ会となりました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。


次回の音を楽しむ会は2021年1月26日(火)、笛 福原寛さんです。            来年もどうぞお楽しみに!

2020年12月1日火曜日

2020年12月 青木悠太朗展 「Quien sabe」

 12月1日より大黒屋サロンにて、美術家 青木悠太朗さんによる 個展「Quien sabe」を開催しております。

 青木さんは静岡県出身。東海大学大学院芸術学研究科造型芸術専攻修了後、初応募した大黒屋第10回現代アート公募展にて大賞を受賞しました。国内の個展、グループ展などに参加し2018 年にメキシコを拠点に活動、現在は東京にもどり制作を続けています。

作品としては伝統的な木を使った ʻ彫刻ʼ ですが、その造形には木の塊の量感を取り除くことで「空間」が解放され、ミニマルで幾何学的にそぎ落とされた形が周辺と関係しあうことで、有と無を同時に感じさせます。

メキシコでの生活、日本との風土の違い、旅の記憶、だれも知らない個人的な体験から作品の造形のきっかけやタイトルがつけられていることなど、本展覧会ではメキシコでの経験が色濃く感じられます。本展覧会は昨年末の帰国後、日本で制作した新作16点を展示致します。ぜひご高覧いただけたら幸いです。

会期:2020 年 12 月 1 日(火)- 12 月 29 日(火) 9:00 - 17:00
作家在廊予定日 : 12 月 5,6 19,20 日
会期中の休館日 : 12月7 - 17日