2014年11月27日木曜日

第140回 音を楽しむ会


昨日の音を楽しむ会は津軽三味線の佐藤通弘さんでした。
今回も、奥様で箏奏者の海寶幸子(かいほうさちこ)さん、
息子さんで津軽三味線の佐藤通芳さんとの家族共演となりました。






百戦錬磨の通弘さん
愉快なMCで会場を大いに沸かせた通芳さん
流麗な箏の音でお客様を包み込んだ幸子さん

プログラム中盤では会場のお客様だけが体験出来た
驚きの演出もあったりして


本当に素敵なコンサートでした!







次回、12月26日は山本ひろみさん(ヴォーカル)が
出演します。お楽しみに。




2014年11月24日月曜日

休館日のお知らせ

12月8日(月)〜12月17日(水)の間、施設の点検整備の為、全館休館となります。

ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。

2014年11月19日水曜日

宮澤章 陶展 アートを語る会


18日のアートを語る会は
現在、大黒屋サロンで展示中の
宮澤章さんを迎えて行われました。


先生の生い立ちや、若い頃務めていた瀬戸の焼き物工場でのこと
修業時代の事など冗談を交えて話してくれました。

今現在では「生きている」、作品を「つくっている・やっている」という
実感に満ち溢れていると語ります。

場つくりについても先生ならではのエピソードで話してくれました。
先生は10年前に家を建てる際、古い骨董の家具を
買いそろえその家具に合う家を作ったそうです。
作品も「場」によって違うもの、とおっしゃっておりました。

また、自然の懐の深さについて語り
積化象嵌というシリーズは自然物に
近づけたいという思いがあります。
自然物は多くを受け入れてくれるので
使う側も扱いやすい、花生けにしても
自由に使えると話します。

絵を描いて説明する場面も


1時間止まる事なく話し続けました。情熱的。



宮澤章 陶展は今月いっぱい開催しております。
是非ご来館ください。

2014年11月14日金曜日

これからの展覧会予定!

これからの大黒屋サロンでの展覧会・音の会出演者のお知らせを致します。

1月 佐藤順子 展
2月 菅木志雄 展
3月 第10回大黒屋現代アート公募展
4月 吉村昌也 陶展
5月 伊藤文夫 陶展
6月 坂井田武志 展

毎月26日開催の音を楽しむ会出演者
1月 福原寛(笛)
2月 黒川正三(チェロ)黒川文子(ピアノ)
3月 森田克子(ソプラノ・朗読ミュージカル)
4月 伊藤浩子(ボタンアコーディオン)
5月 伊東晶子(ピアノ)
6月 藤舎呂英(鼓)

来年も楽しみなラインナップとなっております、お楽しみに!

2014年11月12日水曜日

送迎タクシー増便のお知らせ!!

今月11月より、大黒屋ー那須塩原駅間の送迎タクシー(藤交通)が1日2便になり、
東京方面よりJRをご利用のお客様にも遅めのチェックインがしやすくなりました!

往き
●早便 那須塩原駅西口 12:35発 → 大黒屋 13:00着 (片道 500円)
●遅便 那須塩原駅西口 16:35発 → 大黒屋 17:00着 (片道 1,000円)
復り
●大黒屋 11:15発 → 那須塩原駅西口 11:45着 (片道500円)

・早便ご利用の際は東京駅11:12発ー那須塩原駅12:21着のJR東北新幹線にお乗りください。
・遅便ご利用の際は東京駅15:12発ー那須塩原駅16:21着のJR東北新幹線にお乗りください。

※送迎タクシーのご利用は前日までに要予約

2014年11月10日月曜日

この日の学校 ×大黒屋

昨日は池袋コミュニティ・カレッジ主催の『この日の学校』が大黒屋にて行われました!!
独立研究者の森田真生さんの数学についてのトークで始まり、
東京画廊の山本豊津さんと森田真生さんの対談、
そして最後は甲野善紀さんと3人による鼎談が行われました。
数学 × 美術 × 武術とそれぞれ別の分野でありながら多くの共通点があったり、それぞれの視点からの「美」についてなどとても濃密な議論が生まれました。
今朝は、特別に大黒屋恒例のお餅つきを開催し、
甲野さんに餅つきの際の身体の使い方を教わりました!

森田真生
http://choreographlife.jp/
甲野善紀
http://www.shouseikan.com/
山本豊津
http://www.tokyo-gallery.com/
















 池袋コミュニティカレッジ
http://www.7cn.co.jp/7cn/culture/cc/

2014年11月8日土曜日

菅木志雄カタログ【場つくりと菅木志雄】

大黒屋発行の菅木志雄カタログの第2弾となる、【場つくりと菅木志雄】が出来上がりました!

こちらのカタログは前回2008年に発行した【菅木志雄作品は禅に通じる】の続編として
2008年以降の菅さんの大黒屋での活動を多くの写真と菅木志雄本人によるテキストで構成されたものです。
また1990年以降から大黒屋のの敷地内に創作された5つの庭(インスタレーション)の写真とテキストも今回含まれます。
菅さんは大黒屋にて2002 年2月から1 年に1 回、月を変えて 12 回 (12 年間 ) 連続で新作展を行って頂きました。今年の 2014 年1月の菅木志雄新作展で無事にこの”12年のプロジェクト”がひとまず終わりを迎え、そして12年目の記念作品として『耕風』が大黒屋正面玄関にできました。

今回、発行された【場つくりと菅木志雄】カタログは、この2002年からの菅さんの大黒屋での活動の後半6年間を収めたものです。前半6年の【菅木志雄作品は禅に通じる】カタログもまだ若干在庫がございますのでこの機会に是非あわせてお求めくださいませ!!


【場つくりと菅木志雄】   2,300円(税別)
【菅木志雄作品は禅に通じる】2,000円(税別)
カタログの購入配送をご希望の方はメールにてお問い合わせくださいませ。

info@itamuro-daikokuya.com


2014年11月6日木曜日

菅木志雄 〈一過性の世界〉の構築に賭けられた「もの」、「状況」、「場」

ヴァンジ彫刻庭園美術館(三島)にて、菅木志雄さんによる展覧会が始まりました。
http://www.vangi-museum.jp/kikaku/next_141102.html

11月2日のオープニングでは、2009年ぶりとなるアクティベーションが行なわれ、アーティスト・トークも行われました。








今回展示されている作品は70年代の代表的なインスタレーションの作品から2014年の最新作までの作品で構成され、とても充実した内容となっております。





会期は来年の3月24日まで行われていますので、是非お出かけください。
菅さんは来年1月には東京都現代美術館、小山登美夫ギャラリー、Blum and Poe New Yorkとたて続けに個展が控えています。とても楽しみですね。
また2月には大黒屋での新作展も控えていますのでこちらもどうぞお楽しみに! 

2014年11月2日日曜日

11月 宮澤章 陶展


今月の大黒屋サロン展示は
益子在住の陶芸家 宮澤章さんの陶展です。

宮澤章さんは、日常の中で使いやすい
多種多様な器を制作しております。
また、「積化象嵌」(せっかぞうがん)というシリーズは、
手びねりで積み重ね焼き肌を剥がし、磨き、焼く行為を
繰り返した、時間の堆積を描いた作品も制作しておられます。

積化象嵌の独特な形の花生け




「く」の字型の掛け花入れ

綺麗な貝文皿


本展は今月29日まで開催しております。
来館の際にはぜひ御高覧ください。





18日はアートを語る会を予定しております。