「音」にはさまざまな種類の楽しみがあります。
ヴァイオリンやフルートなどの洋楽、三味線や篠笛、鼓など邦楽。
テノールやソプラノなどの声楽の演奏。これまでもさまざまな演奏者の方が
大黒屋サロンで名演奏を披露してくださいました。
ヴァイオリン青木高志さん、ヴィオラ黒川正三さんの共演
テノール猪村浩之さんの歌唱
また、2015年から毎年開催していますオペラの夕。
オペラの名曲からとっておきのシーンを抜粋し、出演者間近という特等席で
音楽とともに迫力ある演技と物語を楽しむ貴重な機会となっています。
プッチーニのオペラ「トスカ」 ソプラノ林真悠美さん、テノール佐々木洋平さん、
バリトン高橋正典さんの熱演
笛の福原寛さん、日本舞踊の花柳美輝風さんによる音楽と舞の講演など
目と耳で楽しむ音の演目も多彩に取り入れております。
桜を背景に舞う花柳美輝風さん
また、「声」という音を楽しんだことはありますか?
今月2月は著書「数学する身体」や「大人のための数学講座」で知られ、
第15回小林秀雄賞を受賞した独立研究者森田真生さんの「数学の演奏会」を行います。
大黒屋での森田真生さん
楽譜が読めなくても演奏を聴いたら音楽を感じられるように、数学の世界にも
論文や数式が読めなくても数学のこころに触れることのできるような
「演奏」があり得ると考え、各地で演奏会を開いてきた森田さん。
声という「音」により、どのような数学の世界を楽しむことができるのか楽しみです。
過去には奈良薬師寺執事である大谷徹奘さんの「法話」の講演もありました。
大黒屋ではこれからも新しい「音」の楽しみ方を提案してまいります。
3月はテノールの上原正敏さん、
4月はテノールの猪村浩之さんとピアノの大坪由里さん、
5月はピアノの伊東晶子さん。
26日、音を楽しむ会をどうぞお楽しみに。