2014年11月19日水曜日

宮澤章 陶展 アートを語る会


18日のアートを語る会は
現在、大黒屋サロンで展示中の
宮澤章さんを迎えて行われました。


先生の生い立ちや、若い頃務めていた瀬戸の焼き物工場でのこと
修業時代の事など冗談を交えて話してくれました。

今現在では「生きている」、作品を「つくっている・やっている」という
実感に満ち溢れていると語ります。

場つくりについても先生ならではのエピソードで話してくれました。
先生は10年前に家を建てる際、古い骨董の家具を
買いそろえその家具に合う家を作ったそうです。
作品も「場」によって違うもの、とおっしゃっておりました。

また、自然の懐の深さについて語り
積化象嵌というシリーズは自然物に
近づけたいという思いがあります。
自然物は多くを受け入れてくれるので
使う側も扱いやすい、花生けにしても
自由に使えると話します。

絵を描いて説明する場面も


1時間止まる事なく話し続けました。情熱的。



宮澤章 陶展は今月いっぱい開催しております。
是非ご来館ください。