アーティストトーク「アートを語る会」が行われました。
大学卒業後、デザイナーとして働いていた時に感じていた違和感を原点に、
木工作家として独立。木工作家としてはスタートが遅かったという羽生さんの
「自分だから作れるもの」の探求についてお話いただきました。
木工の教科書にはのっていない技法、
職人技としては失敗とされるものを作品の表現とする。
最終的には作品から作家の痕跡を消す、「なんでもないもの」に
なっていくという作品。
展示中の「盛器」
「違和感」「失敗」「偶然」という言葉の通り、
自分だからできること、を追求していく羽生さん。
貴重なお話をきくことができました。
会期は8月30日までとなっております。
ぜひ足をお運びください。