本日より大黒屋サロンにて佐藤順子展が始まりました。
佐藤順子さんは那須在住。自然に囲まれたアトリエで手染め、手織りの作品を制作しています。
1本1本の糸を時間をかけてつむぎ、手織り機で丁寧に織り上げたマフラーやショールは角度によって色の見え方が違い、触るとしなやかな温もりがあります。
染めに使われるのはほとんどが那須でとった木や草花です。山桜、あかまんま、だけかんば、ハルジオン、あざみ…。同じ植物でも条件がことなれば微妙に違う色合いになり、佐藤さん自身も思いがけないような出会いがあるとのこと。
上からまつよいぐさ、あかそとうわずみざくら、ふき、栗と萩。茶色の色彩のヴァリエーションだけでも豊かな表情を見せてくれます。
今回は初めて手織りだけでなく手編みの帽子やベストなどを出品。冬にぴったりの暖かで心が晴れやかになるような色彩をまとう楽しみをぜひ体感してください。
アーティストトークは1月18日(木)20:00から。
織りや染めの制作方法をお聞きするチャンスです。