本日から大黒屋サロンにて磯飛節子展が始まりました。
磯飛節子さんは大田原出身・在住の竹工芸作家であり、数少ない女流作家として日本だけでなく海外の展示に出品するなど注目を集めています。
本展は大黒屋初個展であり、那須塩原市において磯飛さんの作品を一同にご覧いただける機会になっています。
細く薄く成形した竹を先人から受け継がれた編み方を活かしつつ、ずらしたり重ねたりすることにより奥行きのある独自の編み方を生み出したり、細かく染めわけた竹を編むことで見込みに空気感を生み出すなど磯飛さんならではの高い技術は竹工芸の世界で高く評価されています。
磯飛さんの作品は竹独特の繊維・弾力を活かし、線の集合によって面を作ることによって生まれる透ける形、軽やかで空気を包む形を大事にしながら凛とした気品を感じさせます。
爽やかな初夏の季節に、磯飛さんの竹の作品に花や緑がよく映えます。
作家の磯飛節子さんは毎週土曜日・日曜日在廊されます。
18日(月)20:00〜はアーティストトークが開催されますのでぜひお運びください。