9月の音を楽しむ会は謡・舞 川口晃平さん、笛 熊本俊太郎さんと太鼓 澤田晃良さんによる「能の五番立」を行いました。
初番目「高砂」を神々しい舞にて、二番目「敦盛」(長良川薪能版)は武士の哀れを、優美な三番目「羽衣」では天女が月に帰る情景を謡で披露していただきました。
太鼓打ちの天才少年を舞で表現した四番目「天鼓」、五番目「船弁慶」では怨霊が薙刀を振るう様や義経との対決の場面を鋭い笛と太鼓の囃子にのせて謡が怒涛の展開を繰り広げました。
川口晃平さん、熊本俊太郎さんと澤田晃良さんによる能の世界を堪能できた音を楽しむ会となりました。 ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
次回の音を楽しむ会は10月26日(火)、 中橋健太郎左衛門さん率いる大黒屋オペラです。 どうぞお楽しみに!