〜春「三番叟」〜
日本の古典音楽の一つでもある三番叟。春の芽吹きを祝うかの如く、華やかさもあり、どこか儚さも感じさせる一曲でした。
〜夏「月見草」〜
夏のほんの一夜に美しく花を咲かせる月見草。たおやかな音色の笛と静かに鳴り響くオルゴールの音色が会場に鳴り響きました。
〜秋「月の道」〜
美しい夜の海に月明かりが映り込み、浮かび上がる光の線を月の道というそうです。笛一本で奏でられる月天子が舞い降りる様、まるで波を表現しているかのようにも感じられる鼓の音。月天子の神々しさと波のうねりが呼応するかのように鳴り響き、最後の一音が止むと、大きな拍手が起こりました。
〜冬「磯千鳥」〜
浜辺に鳴く千鳥、静かに時に激しく打ち寄せる波、体を縛るかのように凍てつく吹き荒れる風。寒々しい冬の情景を篠笛、大太鼓、小鼓で表現していただきました。
日本特有の四季の移ろいを「音」という聴覚に限定し表現することによって、感性の幅をより広げられたようにも感じます。普段、視覚的に感動する日本の景色も音で楽しむことにより、また違った感動の仕方を体験できた音を楽しむ会となりました。
次回は4月26日(日)パーカッション 宮坂遼太郎さんの演奏会です。
どうぞお楽しみに!