7月の音を楽しむ会はソプラノ 横井香奈さん、ピアノ 北村晶子さんによる演奏会でした。
今回の演目は...
1. ビゼー:歌劇「カルメン」より ハバネラ
2. カッチーニ: アヴェ・マリア
3. ヘンデル:歌劇「リナルド」より 私を泣かせてください
4. ピアノソロ
5. チレア:歌劇「アドリアナ・ルクルヴール」より 私は神の卑しい下僕です
6. 成田為三:浜辺の歌
7. 木下牧子:さびしいカシの木
8. F.ロウ:「マイ・フェア・レディ」より 一晩中踊り明かしたい
9. ピアノソロ
10. A.ピアソラ:オブリビオン
11. カールマン:喜歌劇「伯爵令嬢マリッツァ」より 聞こえるジプシーヴァイオリン
ジョルジュ・ビゼーのオペラ「カルメン」より「ハバネラ」で華やかに開演。名曲ならではの、圧倒的な生歌の迫力は圧巻でした。
ウラディーミル・ヴァヴィロフ作曲の「アヴェ・マリア」。カッチーニ作曲として広く知られるこの曲は歌詞が「アヴェ・マリア」のたった一言。しかし、その一言から連想される感情は嘆きや悲しみ、願い、そして希望など実に様々で、横井さんの色彩豊かな歌声によって見事に表現されておりました。
ピアノソロではジュール・マスネ作曲「タイスの瞑想曲」、リベラ「Far away(彼方の光)」を披露。一音一音とても繊細で、ピアノから紡ぎ出される多彩な音色に、会場全体がじっと聞き入っていました。
西洋の歌曲以外にも、成田為三作曲「浜辺の歌」や木下牧子作曲「さびしいカシの木」を演奏していただきました。 日本語と外国語の言葉の違いもあるでしょうが、日本語特有の発音の仕方や等拍リズム、間の温かさにより、言葉にできない感情を受け取ることができました。
アンコールの「故郷」は会場の皆様とご一緒に歌唱。体を揺らしながら歌う人、涙を堪えながら歌う人など、懐かしさのある曲を思い思いに歌っておりました。
北村さんと横井さんがお互いをリスペクトし合うからこその掛け合いによって、表現力豊かなピアノのメロディーと感情を揺さぶる歌声がよりいっそう際立ち、心ゆくまでお二人の演奏を堪能することができた音を楽しむ会となりました。
次回は8月26日(水)中橋健太郎左衛門さんによる演奏会です。
どうぞお楽しみに!

