2016年5月5日木曜日

新緑の候と器の楽しみ

桜が散り、代わりに色とりどりの緑が萌え出ずる新緑の季節になりました。
紅葉の頃山を錦と例えますが、今は「緑の錦」という言葉がぴったりです。





降り注ぐ光とマイナスイオンを浴びると心身ともに爽やかな心地になれます。
そんな初夏に向かう季節に、現在開催中の加藤委さんの器のしつらえを
ご紹介いたします。

加藤さんの作品は一見どれも個性的な形で料理の盛り付けに緊張感がありますが、
お料理と合わせてみると不思議とお互いが引き立て合い食卓にリズムが生まれます。

大黒屋の初夏のお料理「夏野菜の土佐酢ジュレ掛け」

 青白磁の器は涼しい趣があるのでもちこれからの冷たい料理にもよく合います。

 シャープな造形が氷のようで涼しさを引き立てます。

加藤委さんの展示は5月いっぱい続きます。
新緑と合わせ、ぜひお運び下さいませ。